Q.ボーカロイド曲を作るには何から手をつければよいですか?
A.最低限の機材をそろえて、とにかく音を出しましょう。
1、最低限の機材を手に入れ、作業を始められる状態にする
最低限のものはこの4つ。
・パソコン
・オーディオインターフェイス
・DAW
・ボカロ
各ソフトをインストールだけすれば準備完了です。設定は困ったときにその都度いじっていきます。
※追記 当初Cubaseを推奨していましたがStudioOneに変更しました。
パソコン
パソコンはDAW推奨のものを基準にしましょう。StudioOneだとこんな感じ。
core i3以上のCPUと4GB以上のRAMがポイントです。あと、後々の拡張のことを考えると、ミニタワー型を買っておいたほうがよいです。
例えば、こんな感じ。
・iiyama Stl-M022-i3-HF2HM モニタ別売 Core i3-7100 /8GB メモリ/2TB HDD
オーディオインターフェイス
入出力が少ないもので十分です。これだとStudioOne Artistが付属してます。
ボーカロイド
表現力等もふまえ、なるべく新しいライブラリのほうがよいですね。もちろん、好みが一番ですが。
DAW
僕の好みでStudioOneを推奨します。操作が簡単。ボカロやインターフェイスにも付属しています。
2、作る
最低限のものが手に入ったら、とにかく音を出す。
音源はDAW付属のものでいいです。予備知識もスキルもいりません。作りながら、その都度操作を覚えれば大丈夫。
そして、カバーでも、短い曲でもいいから1曲作ってみる。最初はピアノとボカロだけでもいいと思います。そしてSoundcloudなどにアップロードする。
とにかく、一度、この流れを完結させてみる。これがなぜ大事なのかというと、
作りはじめてみて、はじめて自分のやりたいこと、苦手なこと、適正がわかるから。
ボカロといっても、色々なものを含んでいます。
・ボカロの調声
・歌詞
・作曲
・編曲
・ミックス
・映像との複合
・アート
・複数人での作業
この中で自分の得意なこと、苦手なことというのは必ずあります。例えば、作詞は好きだけど、編曲は苦手だなあ、みたいな。
まずそれを把握しないと、これからの戦略を考えることができません。
3、手が止まってしまうときは
作業できる環境を手に入れたとき、何が作りたいのかがわからなくて手が止まってしまうのなら、0から1を生み出すのではなく、1から10を手伝うほうが向いているかもしれません。
というか、この相談をしている時点で後者のような気がしています。
そういう人は、自分の作品を発表するよりも、請け負いの、クライアントワークを中心に活動したほうがよいかもしれません。 僕もそのタイプです。
仕事のはじめかたはまた次回。
今の段階で読むべき本としては「作曲少女」がおすすめです。読むだけで作曲の気持ちを盛り上げてくれます。
こちらもよさそうですね。
ボーカロイド音楽が大好きで自分もボカロ曲を作りたいと思ってるんですが、今まで音楽活動や楽器の経験がなく、何から手をつければいいのか、どういうスキルが必要なのかがわからない状況です。
音楽初心者がDTMを学ぶときにオススメの教材または手順などはありますか?また、どういった知識やスキルが必要かなどありましたら教えてください。