2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で古くからあるネタ、「~で打線組んだ」を音楽家におすすめのマーケティング、メディア本でやってみました。
音楽家も動画チャンネルやブログ、メルマガを運営したり、マーケティングについての知識が必要になってきました。
かといって、どういった知識を身につければよいのかわからない人も多いはず。普段そういった本を読まない人でも読みやすいものを選んだつもりです。
1 右翼手「武器としての書く技術」
2 三塁手「インサイト」
3 一塁手「企画脳」
4 捕手「マーケット感覚を身につけよう」
5 遊撃手「MADIA MAKERS」
6 左翼手「鈴木さんにも分かるネットの未来」
7 中堅手「のめりこませる技術」
8 二塁手「諦める力」
9 投手「成功はランダムにやってくる」
控え「売れるもマーケ 当たるもマーケ」
1 武器としての書く技術
読み手を惹きつけられる文章を書くための 技術と考え方が学べる本。
小難しい内容ではなく、わかりやすく読みやすい。
整った文章の書き方的な本はあまり読まなくてもよいかな、という気はしています。文章自体は稚拙でも伝わりやすく、惹きつけられる内容を書く、というのが大事。
2 インサイト
「インサイト」とはマーケティング用語で、いわゆる「モノを買う時の本音」 。
人は論理的に頭で考えて商品を買うのではなく、直感や感情に従って買う。数字では表せないような奥底にある気持ちや感情を探り出すためにはどうすればよいのか、というのが書いてある本。
実際に応用する難易度は高い。
3 企画脳
企画の作り方、考え方、アイデアの拾い方が身につく本。
これは、より具体的な活動内容に結びついてくるので、4、5番より優先度は低め。
4 マーケット感覚を身につけよう
市場化が進む現代での必須スキル、「マーケット感覚」について学べる本。
「売れるものに気がつく能力」「いろんなものの価値を認識する能力」が身につきます。
戦略を組み立てるための基礎になるので、真っ先に読んでおきたい。
5 MADIA MAKERS
メディアからの情報を正確に読み解く「メディア・リテラシー」が身につく本。
自分から発信する場合にも大いに役に立ちます。動画の投稿やブログ、ツイッターなどのSNSの運営でも効果を発揮します。
特に、フローとストックの考え方は必ず理解しておきたい。
そして、古くならない根本的な内容で、読みやすい。5年後も堂々と勧められると思う。
6 鈴木さんにも分かるネットの未来
コンテンツの未来について書かれている本。
今回の主旨とはすこし離れた内容ですが、コンテンツの扱いかた、プラットフォーマー側の考え方がよくわかる本です。
また、著者の川上量生さんの考えはちょっとひねくれているというか、結論の着地ポイントが面白いので、どの本でもいいから読んでおくと違った視点からの考え方を吸収できると思います。
7 のめりこませる技術
現代のコンテンツで最も重要なのは「物語を作ること」。
受け手は物語に参加し、自ら物語を語りはじめ、作品の中に役割を得ていっそう夢中になり、
やがて、抜けられないほど深くのめりこむ。
かなり内容が多く、若干読みにくいですが、実際の事例の引用が多く参考になる。
8 諦める力
精神論的な本かと思いきや、立派なマーケティング本です。
自分の勝てる分野を見極めることや、埋没費用「サンクコスト」、活動のしかたを考え直すことができます。
9 成功は“ランダム”にやってくる!
予測不可能なこの世界では過去の分析や未来予測は意味がない。
コントロール不可能と考えられている「偶然や運」を取り込むためのやりかたを身につけられる本。
飛び道具的なので、地道に利益を出す方法と並行して実行していきたい。
控え 売れるもマーケ 当たるもマーケ
マーケティング不滅の22の法則が書いてある本。
超基礎的ですが、時代を超えても通用する内容です。
普通すぎておもしろさがないのでスタメンは獲得できませんでしたが、普通に役立ちます。
おわりに
やはり4、5番が核になりますね。
ちなみに、僕は野球のことをあまり知りません。
打線を組みたいときはこちらがめちゃくちゃわかりやすい。