コアなファンを失うリスクがある「定期ツイート」はもうやめよう。代わりの宣伝方法も提案するから。

その他

今回はアーティスト、バンド、その他クリエイターの定期ツイート(定期ポスト、bot)についてのお話です。

定期ツイートとは

ツイッターで定期的に決まった文章をツイートする事。主に自動投稿サービスを使って行います。内容は楽曲、動画、絵、ブログ、販売サイト、購読のお願いなど様々です。

僕は定期ツイートについて散々ディスってきましたが、ここで一度落ち着いて、まとめてディスってみたいと思います。最近やってる人も減ってきたんですが、一匹残らず駆逐したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

ざっくり

・コアなファンに嫌われるリスクがある
・新規にフォローされづらい
・むしろ逆効果
・反応が無いのはツイートを見てもらえてないんじゃなくてつまらなそうだから
・効果測定している人は連絡下さい
・それでも定期ツイートしたい人は工夫しよう
・代わりの宣伝方法として、名前に入れる事、エゴRT、小さなコンテンツをこまめに出す事、など

定期ツイートが生む闇

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コアなファンに嫌われるリスクがある

定期ツイートは、自分の発言を常にチェックしてくれてるコアなファンほど同じ文章を何度も見る事になります。その人が好きでもさすがにげんなりしてきます。また、無意識にスルーするクセが付くので、他の投稿のスルー率も高くなる。

フォロワーのみんなにまんべんなく見てもらいたい気持ちはわかりますが、近いファンほど大事にすべきです。「彼女より店員にやさしくしてはいけない」みたいなことばもあります。

コアなファンが他の人にも「おすすめしたい」と思ったら勝手に広がっていきますよ。

新規にフォローされづらい

定期ツイートをやってる人はあまりフォローしたくない、という人も多いんじゃないでしょうか。コアなファンも失い、新規にフォローされないなんて、ほんとにやる意味がないです。

気軽にフォローしたんだけど定期ツイートが流れてくるのでフォローを外す、ミュートする、という事もありますよね。

逆効果

「仕事下さい」「見てください」っていう文章が延々流れてくると、「仕事ないんだな」「見られてない、面白くないコンテンツなんだな」って思いますし、「定期」という文章だけで「古い情報なんだな、スルーしよう」と思います。

数字が伸びないのは認知してもらえてないんじゃなくてつまらなそうだから

リンクを踏む前から「なんかつまんなそうだな」と思われるようなコンテンツは何度見せられてもクリックしません。日頃の行いを悔い改めましょう。

フォロワーはそのツイートのターゲットなのか

内容自体がズレてる人も見かけます。「仕事募集中」って書いてる人、フォロワーにクライアントが大勢いるの?人によって違うと思いますが…。

あと、すでにフォローしてる人に「フォローしてください」って定期ツイートするの意味不明すぎる…。ついでにどうしていいのかわからない内容のない定期ツイートするのも意味わかんない。

効果測定している人は連絡を下さい

定期ツイートにかなり否定的なんですけど、実際どれくらい効果があるのか僕はよくわかってないんですよね。戦略をもって定期ツイートしてて、その数字を分析している人はぜひ連絡して否定してもらえると嬉しいです。

僕の予想ではほとんどやってる人はいないと思ってます。ググってみたんですがそれらしい記事もありませんでした。Web上では数字を元に試行錯誤するのは当たり前だと思うんですけどね。

※追記 定期ツイートの効果測定について

「SONALIO」のドラマー、海保けんたろー(@kentaro_kaiho )さんに効果を教えていただきました。現時点でフォロワー2300人です。

いかがでしょうか。月1ですらこの数字なので、頻繁にやっている方はもっとスルー率が高いのではないかなと思います。

それでも定期ツイートがしたい人へ

ここまで結構ディスってしまいましたが、定期ツイート使ってる方っていうのは、仕事などでツイッターにいない時間が多く、自分がいない時間帯の人にアピールする手段がないからやらないよりはまし、っていう方も多いと思うんですよね。

なので、効果的な定期ツイートを考えてみました。

新しいコンテンツは72時間以内でまんべんなく

新しいコンテンツが「新しいもの」として認識される期間は72時間程度で、それを超えると見てもらいづらく、シェアもされづらくなります。

新しいコンテンツを投稿したときは72時間以内で各時間帯の人ににまんべんなく情報が行き渡るように定期ツイートを設定してみましょう。3日くらいなら見てる側もそんなにウザくないはずです。

内容をこまめに変える

定期がウザいのは同じ文章が流れてくるからです。定期的に投稿内容を変えましょう。時間が無くても仕事中に文章の内容を考える事くらいはできるでしょう。

楽曲なら、歌詞の意味とか、どこのプレイがおすすめだとか、紹介の切り出し方を変えると違った人にアピール出来るのでおすすめです。投稿時間を変えてもいいですね。

頻度を少なくする

頻度を少なくするだけでもウザさは減るんじゃないかな。なんで自動投稿する人って数時間に1回とかなの。

分析をして効果的に投稿

公式の分析ツールで、どのくらい見られたのか、クリックされたのか、などを簡単に見ることができます。

・Twitter Analytics

分析しながら定期を流す時間帯や頻度を調節してみてはいかがでしょうか。

定期ツイートの代替案

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時間がある人は定期ツイートをやめましょう。否定するだけっていうのも無責任なので、代わりに効果的なアピールの仕方を提案します。

名前の横に読んでもらいたい情報を入れる

イベントの日時、場所などはユーザーネームと一緒に。これは何を発言しても常にTLに流れるのに全くウザくないです。

それで気になった人はホーム画面を見るはずなので「プロフィール欄」または最近実装された「固定ツイート」に詳細を書いておけばいいと思います。

エゴRT

自分の作品に対しての感想をURL付きで呟いてくれてる人をツイッターの検索で見つけてRTします。これは中身がない文章のRTは避けたほうがいいです。

他の人の感想が入ると気になるし、なんか盛り上がってるな、っていう空気を作る効果もあります。嫌う人もいるんですが、続けてるとエゴRTをしてもらえるように呟くファンも出てきます。

文脈の中で入れる

「定期」というのは古い情報の印象を与えるんですよね。逆に「今見るべきもの」として文脈に沿って古い投稿を掘り起こしたほうが見てもらいやすい。話題になったからとか、キリの良い数字いったから、とか。

コンテンツの後で誘導する

細かくブログや曲などのコンテンツを出して、その後にアクションしてもらう呼びかけをする。

ブログの最後に「メルマガ登録はこちらから〜」とか「次のライブはこちらで、チケットはこちらから〜」っていうアクションへの誘導をします。

これならコンテンツを最後まで見て、満足したお客さんが見るので全然ウザくない。バンドのように複数で活動してる人も、演奏動画とか、一人で作った曲とか、ネタ動画など、小さいコンテンツで誘導していくべきなんじゃないかなと。

無料で面白いものを出してる人は、有料でも面白いだろう、という雰囲気になりますしね。

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すごく単純なことで、「知らないバンドのライブ告知が急にリツイート(RT)で流れてきて誰が行く気になるの?」って話です。

「拡散希望」、気持ち悪いですよね。他人頼みなのが。

いいコンテンツは必ずバズる。 – デマこいてんじゃねえ!

作ったコンテンツが「いい」なら必ずバズるし、もしもあなたの作ったモノがバズらないとしたら、それは普遍的な「よさ」に欠けていると考えたほうがいい。

しつこく宣伝してる人は、そもそも内容が面白くないことを自覚したほうがいいですよ。

 
 

最初の「一番自分の発言を見てくれてるファンに対して同じ文章を見せ続けることになりウザがられる」という文章はこの本からです。安いので買ってみたんですが面白かった。

 
 

この本でも「エヴァンジェリスト」と言われる、「コアなファンであり伝道師」の重要性が書かれています。他にも【共有】と【拡散】の違い、などソーシャルメディアと音楽について深く掘り下げてあり、読み応えがあります。

さいごに

ツイッターの使い方なんて人それぞれなんですが、それでも定期ツイートはウザい。僕がウザい。基本的にツイッターはコミュニケーションツールであって宣伝場所ではない、という事を忘れてはいけません。

書いてて思ったんですが、後半だけ切り出して「ツイッターの有効な宣伝方法」っていう記事にしたほうがよかったですねこれ。定期ツイートへの怒りで気づきませんでした。

それでは、楽しいツイッターライフを送りましょう✧*。ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。