ジャズっぽいピアノの弾き方を覚えたいんだけど、ちゃんと勉強するのはめんどくさい。
そんな僕たちには最高の本『なんちゃってジャズピアノ』。
DTMをやっていて、ジャズっぽいピアノを要所に入れたいなっていう人にもいいです。CDもついています。
各ページの見出しは
■メロディをオシャレにずらす
→メロディを前か後ろにずらしてスリリングにする
■コード進行も変えてしまう。
→場面に合っているかを考えて、違和感がなければOK!
■メロディとコードが合わない時はどうする?
→迷ったら、とりあえずこの3つのどれかをあてはめる!
と、こんな感じで見るからになんちゃってです。
しかし、内容は深い所まで書いてあって、テンションの解説もわかりやすいので、きちんとコード理論が楽に身に付きます。1つ1つ参考のフレーズも用意されてるので分かりやすい。
所々に短い曲も用意されていて、心が折れずに1曲弾ききれるのも嬉しいです。長い曲って絶対挫折するもんね。
あと、この本がすごくいいのは実践で応用しやすいって事ですね。とにかく”なんちゃって”でも数をやる事が上達にも繋がるんじゃないかなあ。
著者はキーボードマガジンでスコアの採譜、解説などをしていた斉藤修さん(@ichigopiano )。なぜか一緒のステージで演奏させていただいたことがあります。
この本に大幅に加筆・修正を加えた『はじめよう!ピアノでジャズ・レッスン』というものが出ているので、購入するならこちらをおすすめします。Kindle版もあるようです。