JBL 1 Series 104 レビュー。動画編集にもおすすめなモニタースピーカー

ゲーム、動画製作者向け

JBLのデスクトップモニタースピーカー『1 Series 104』を買いました。

お絵描き、動画制作、動画視聴をするサブPC用に。

ざっくり

・低域がしっかりと出る
・最低価格帯のスピーカーから一段上のものにしたい人におすすめ
・丈夫そう

なんといってもモニタースピーカーとしては安いので、初めてモニタースピーカーを買う人や、動画編集など、音楽制作メインでない人にもおすすめです。

出力は30W+30W。家で鳴らすには十分な音量です。

おしり。

音質

全体の周波数のバランスはよいです。低域がちょっと多いかも。

高域はビットが低い感じのジャラジャラした音がします。

低域も60Hzとけっこう低いところまでまで出ますが、モゴモゴいう感じがします。

それがあまり好きじゃなくて、音楽以外はAudio Input FXでローカットして聴くようにしました。

いい感じのインシュレーターを挟めばもうちょっとサウンドが締まってよくなるかもしれない。

中域が奥まって聴こえたり、解像度が低かったりと、モニタースピーカーながらリスニング用のものの感じの聴こえ方がします。

音楽制作でミックスとかマスタリングなどの精密な作業をするのはあまりやりたくはない感じ。

ノイズ

気になるのがノイズ。ツマミ最大にすると無視できないほどの音量の「サー」という音がします。

なので、なるべく入力レベルを高くし、本体のつまみでは音量を上げない方がよいです。

フォーンの入力のほうは結構レベルが下がるので、基本RCAから入力したほうがよさそう。

付属のケーブルがステレオミニフォーン⇔RCAケーブル(約1.5m)なので、これが推奨の入力なのかも。

他のスピーカーとの比較

sony『SRS – A1』

サブモニターとして、音がよくなさそうなものがほしいと思って買ったものの、案外音がよくて困ってしまったスピーカー。値段は2000円くらい。

これをサブPCに使っていました。

これと比較すると…

再生できる周波数レンジが広い。ここだけは大きく違う。あと104のほうが奥行き感がある。

スピーカーケーブルや電源ケーブルも着脱式だったりと、104のほうが丈夫そう。

SRS – A1を持ち運ぶと断線したりケーブルがめちゃくちゃになりそうですが、104は持ち運んでもよさそうです。

Ik Multimedia『iLoud MTM』

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音楽制作用のメインのスピーカー。

値段はiLoud MTMがペアで9万円、JBL104が1.5万円と、かなり価格が離れているので比較するのは申し訳ないのですが、さすがに比較にならないくらい違います。勝てる部分がひとつもない。

解像度が全然違う。104だとサウンドが見えづらい。あと、iLoud MTMのほうがスッキリして解放感がある音なので、気持ちよくも聴ける。

この比較でMTMの優秀さを再確認してしまった。

その他

入力
・RCA
・標準フォーン
・(前面)ステレオ・ミニフォーン

複数の入力を同時に使用することはできません。

重量は2kg。

おわりに

普段高いモニタースピーカーを使っているせいか、

最低価格帯のスピーカーから104に変えて劇的によくなった!

という感じはしなかったんですけど、低域が出る、という1点だけでもこのスピーカーの価値があるかなと思いました。

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Youtubeでも喋った。