看板とメニューをきちんと書いてますか?
個人で活動している演奏家、クリエイターに仕事を頼んでいいのかそうでないのか、書いてなくて、よくわからない時があります。
現実のお店で考えてみましょう。
小さなラーメン屋さんらしきものがあっても、看板がなかったら入りづらくないですか?普通の家かな?ってなりません?僕はチキンなので確信がないとそういう所に入れないんですよね。メニューに書いてないものは頼みづらいし。
入りやすい、注文しやすいお店のほうがいいですし、雰囲気もよくキレイなほうがいい。
「受付してます、募集してます」っていう看板を見える所に出しておくのは大事です。
さらに突っ込んで、「仕事募集中」だけじゃなく、具体的に何ができるのか書いてみるのはいかがでしょうか。そこって結構な機会損失になっていると思うんですよね。
楽器を演奏してる人なら「オンラインで演奏データを渡せます」とか「都内でライブのサポートやります」とか「料金はこれくらい」など。
具体的に書く内容は、自分にはどういう方が依頼してくるのかなって考えながら書くといです。
あと、スキルはどんどん切り売りしていいと思うんですよね。バンドでやってる人も個人で依頼を受けてもいいと思うし、ミュージシャンの人でもデザイン出来ますよーとか。
ランディングページを作ってみる
依頼受付用に、独立したランディングページを作るのもいいと思う。
ランディングページとは
一般的に「ランディングページ」や「LP」が指すものは、一つの商品やサービスを売るための、一枚の長いWEBページです。 ランディングページはズバリ「ネットで売り上げを上げるための最重要要素」であり、ランディングページを改善しただけで、ネット上での顧客獲得数が6倍になったという事例もあります。 – ランディングページとは│10分で理解できるLPの基本
ピンとこない方のために、よさげな音楽制作プロダクションのランディングページを見つけたのでシェアしておきますね。
※音注意
音楽制作プロダクション|DONGURIミュージックこんな感じで、依頼に対して意識を集中してもらうページです。
僕も独立したページを作ってたんですが、最近ブログ内に移して「BGM制作依頼」と「編曲依頼」で分けたページにしてみました。
・こおろぎへのBGM制作依頼ページ
・こおろぎへの編曲依頼ページ
もちろん中身も大事なんですが、言葉、画像、デザイン1つ1つでも依頼されやすさは変化してくる。そこを研究してみるのも面白いです。
情報は看板に集まる
看板をきちんと立てていると「看板効果」といって情報も集まってきます。
看板効果とは、「新しいビジネスを始めるとき、十分な知識や実績がない段階でも、まずは看板を掲げるべし。そしたら情報が集まり、これから何をすべきかわかる」というものです。
最近だと、「ネットワークも看板の下に集まる」ため、看板効果の価値はこれまで以上に大きくなっていると感じます。 情報は看板に集まるでござる – Chikirinの日記
僕もかなり恩恵を受けてます。
おわりに
モノを作ってる人ってついつい「中身で勝負!」と思っちゃうんですけど、依頼する側は他の要素も見てるんですよね。
なんとなく書いている方も、見える所に看板が立っているか、わかりやすくメニューが書かれているか一度見直してみてはいかがでしょうか。
ではでは。