作曲家のこおろぎです。
今回は健康の話。
アラフォー以上のクリエイターは運動習慣がないと体調が悪くなり気力も落ち、結果、作品自体の質も落ちていきます。
きちんとした運動=作品の質くらいに考え、睡眠や食事に並ぶ優先順位で運動をやるべき。
なぜそう思うのかというと、僕の実体験が元になっています。
僕はもとが超健康体なんですけれども、ただただ運動をしないだけで体にいろんな異常が出てきています。
ただただ運動をしてないだけなのに体調が悪くなり病院に行くはめになりました。
具体的な症状としては
・耳の詰まり
・心拍数が高くて動悸がする
・気力がない
・眠れない
・集中できない
・腰もちょっと痛い
運動不足がもたらす意外な症状: 耳の詰まり
僕は作曲家として活動しているので、耳の詰まりは致命的な問題です。
去年の12月頃から耳に詰まった感じがあり、病院を受診しましたが、外見上は異常がなく、お医者さんには大音量で音楽を聴くことが原因かもしれないと注意されました。
混雑していたため検査は行わなかったのですが、3ヶ月経っても症状が改善されず、再度病院に行き、検査を受けました。
結果、耳自体に異常はなく、肩こりが原因ではないかとの指摘を受けました。
運動をしていなかったため、ストレッチも行っていませんでした。なんと、それが肩こりの原因となり、耳まで影響を及ぼしていた。
指示された薬を飲み、ストレッチを始めたところ、耳の痛みがすぐに治りました。音量には注意していたものの、肩こりが耳に影響することは予想外でした。
パソコンでDTMを使って作曲する僕たちクリエイターは、ストレッチや運動をしっかり行い、耳への影響を防ぐように心がけるべきだと痛感しました。
運動不足がもたらす心拍数の上昇とその影響
スマートウォッチを買ってみて心拍数を測定したところ、異常な数値が出ていて、以前から動悸も増えていることが気になり、病院に行ってみました。
正常な安静時の心拍数は1分間に60〜80回ですが、僕の心拍数は常に90を超え、時には100回に迫るほどでした。
1日中機械を付けたりして検査を受けたものの、大きな病気は見つからず、運動不足が原因で心拍数が上がっているのではないかと考えました。
適度な運動を行うことで、平常時の心拍数を下げることができます。心拍数が高いと、血管や心臓に負担がかかり、寿命が縮むとされています。クリエイターの中には40代を過ぎると心疾患で問題を抱える人も多いです。
心拍数が高い状態が続くと、常に運動をしているときのような戦闘状態に近くなります。
これにより、思考力、記憶力、判断力が低下し、集中力がなくなるという問題も生じます。
あとは
・眠れない
・腰がちょっと痛いかも
という症状があります。
これらの問題は年齢によるものかもしれませんが、運動不足が代表的な原因とされています。
そう考えると、僕が抱えている健康上の悩みのほとんどが運動不足によるものだということがわかります。
なので、運動さえすればすべての健康問題が解決する。
なぜ運動不足が原因と言い切れるのか
運動不足が原因だと断言できるのは、僕の体がめちゃめちゃ丈夫だから。
風邪をひかず、妻が風邪をひいても僕には全くうつらない。また、薬の副作用もほとんど感じないし、持病やアレルギーもなく、花粉症にも悩まされません。
睡眠に関しても毎日8時間は確保しています。起きるまで寝ています。
歯医者も定期的に通院し、健康診断も受けています。
さらに、食事にも気を使っています。完全栄養食を取り入れたり、自炊で毎日バリエーション豊かな食事を心がけています。
これらの要因を踏まえると、僕にとって、運動不足以外に原因が考えられない状況です。
逆に、僕がどれだけ運動をしていないのかというと、外出が大嫌いで、遠出は月に2回程度。それ以外は、毎日徒歩5分のコンビニへの往復くらいの運動しかしていません。
対策
運動が大切だと頭では理解するものの、習慣化することは難しいんですよね。知ってた。
そこで、運動を習慣化するため以下のような対策を試してみました。
スマートウォッチで運動習慣をサポート
Huaweiのスマートウォッチを買ってみました
電池持ちが良いと評判で、2週間程度持つのが魅力です。お風呂の時のような短い時間で充電できます。
このスマートウォッチのおかげで、様々な数値が把握できるようになりました。例えば、歩数や心拍数がリアルタイムで分かり、睡眠の質も把握できます。
また、「ワークアウト」機能を使って歩くと、ペースや脂肪燃焼量なども表示されて、外で歩くのが楽しくなりました。
さらに、スマートウォッチは定期的に振動で運動を促してくれるので、長時間集中しているときでもストレッチの習慣を維持できます。
ストレッチは頻度が大事なので、この機能は非常に役立ちます。
健康には直接関係ないですが、スマートウォッチのアラーム機能も便利。
振動で教えてくれるので、家族がいる時に静かに通知されます。また、目覚ましに振動が苦手な人にとっては、気持ちよく起きられるかもしれません。
リングフィットで外出せず運動
1年ほど前からNintendo Switchのリングフィットアドベンチャーをプレイしています。
リングコンとレッグバンドという専用のアクセサリーを使って、全身を動かしながら冒険の世界を進めていくというフィットネスアドベンチャーゲーム。
有酸素運動や筋力トレーニングができるので、運動習慣を維持するのに役立っています。昼食後に行うことで、血糖値が上がるのも抑えられます。
しかし、冬になって部屋が寒くなり、サボっていたら体調が悪くなってしまいました…リングフィットの大切さを再認識。
現在は、子供用に購入した厚さ3cm程度の肉厚なプレイマットの上で運動をしています。このマットは足踏みでの床への振動をほぼ防ぐことができるので、賃貸住まいの方にもおすすめです。
ストレッチのときも体を痛めません。
擬似スタンディングデスク
最近、スタンディングデスクが流行っており、座ること自体が体に悪影響を与えるという考え方が広まっています。
そこで、僕もスタンディングデスクを試してみることにしました。
机の上に別の小さな机を置いて、擬似スタンディングデスクに。
この小さな机は子供用にも使えるし、もしスタンディングデスクが体に合わないと感じたらすぐにやめることもできます。折りたたんで収納もできるので便利。
作業スペースで擬似スタンディングデスクを利用しています。妻と子供がいないときはリビングでご飯を食べる際にも使っています。
今のところ良い買い物だったと感じています。
アルコール。カフェインを減らす
アルコールやカフェインの摂取を減らすことにしました。元々大量に摂取していたわけではありませんが、できるだけ少なくすることにします。
アルコールとカフェインは心拍数を上げる効果があり、さらに睡眠の質も低下させるため、両方とも摂取を減らすことが健康に良いと考えています。
カフェインについては、コーヒーをノンカフェインコーヒーに切り替えるなどの対策を行っています。
スティックのものは美味しいものがほとんどないですが、ドリップなら満足できる香りと味わいのものがあります。
アルコールも買い置きをしない、350ml(1本)しか飲まないことにしています。
おわりに
これで今のところ対策は万全だと思う。
在宅で仕事をしていると、通勤がある仕事よりも本当に運動しなくなってしまうため、意識的に取り組む必要があります。
40代になると、若い頃に培った体力がだんだん失われてくるので、運動を意識的に行わないと体調が悪くなったり、クリエイターとしての作品の質や量も落ちる。
運動を重視し、体力と気力を維持することで、より良いクリエイティブ活動ができるはず。
僕は少なくとも60歳までは体力と気力を維持したいと思っています。
では。