フリーランスの作曲家が音楽の仕事で失敗したことまとめ

音楽でメシ

おかげさまで音楽だけで食えるようになって4年目ですが、今まで色々失敗もありました。

これまでの失敗をいくつか振り返ってみようと思います。

×無料で依頼を請けた

こちらで権利を持つことを条件に、無料で音楽を作るということをやってみました。

ストック系のサービスに登録する曲のネタを提供してもらう感じです。

しかし、要望に答えるという手間がかかるため、大幅に生産性が落ち、さらに、頼まれる曲はかならずしもストック音源として売れるようなものではない。

しかも、無料で頼んでくる人ほど依頼内容が雑なので余計時間がかかってしまいました。

×ギャラを時間制にしてみた

新しい料金体系を生み出したくて、「1時間あたりいくら」という感じでやってみました。

・完了するまで金額がわからないことで依頼者が混乱する
・時間を計測するのがめんどくさい
・僕の計った時間が正確なのか依頼者がわからない

という感じでうまくいきませんでした。やはり、見積もりの時にきちんとヒアリングして、最初にバシッと出したほうがいいですね。

×制作事例を書いてこなかった

2011年からブログを書いていますが、2016年くらいまで制作事例をほぼ書いてこなかったんですよね。これは失敗でした。

特に「どういうふうに仕事を進めたか」ということを書いておくと、依頼のハードルが下がると思うんですよね。

×ジングルの意味を間違っていた

ジングル制作のご依頼を受けたんですが、

納品した後に「映像はこれからですか」と言われ、映像ジングルの発注だと気づきました。

なんか内容が変だなと思った…

映像にもジングルがあるんですよね。作曲しかやっていない僕に依頼がくるのだから、曲のほうなんだろうなと思い込んでいました。映像込みとは思えないほどの金額だったし…

×編曲でオモテとウラを逆にした

弾き語りのデモだけをもらい、それを元に編曲をするという仕事で、曲の裏拍を頭にして編曲していました。

こんな感じ。

「マクドナルドのポテトが揚がる音はオモテから始まるかウラから始まるか問題」みたいな感じです。

結構ありえないミスだとは思うんですが、逆に、それで成立する曲ってすごくないですか?

おわりに

音楽とは全然関係ない失敗としては、寒かったのでなんとなく前のバイトの制服を着てて、そのまま宅配便の受け取りに出てしまった、というものがあります。家で何着てるんだ、って思われたはず。恥ずかしい…。