不思議な、怪しい雰囲気のクラシック曲まとめ

その他

不思議だったり、怪しい雰囲気のクラシック曲が好きなのでまとめてみました。

『 金平糖の精の踊り 』
チャイコフスキー「くるみ割り人形」から

ピョートル・チャイコフスキーの作曲したバレエ組曲 『くるみ割り人形』作品71aの『 金平糖の精の踊り 』。

チェレスタを起用した最初の作品。チェレスタの透き通るような音色を活かした不気味な雰囲気が特徴の曲。

精、というより幽霊みたいな感じをうけます。

『フォルレーヌ 』
ラヴェル 「クープランの墓」 から

モーリス・ラヴェル作曲の組曲「クープランの墓」から 『フォルレーヌ 』。管弦楽版。

組曲のそれぞれの曲がが第一次世界大戦で戦死した知人たちへの思い出に捧げられています。

ノスタルジックで、墓地のような、どこか不安になる要素があります。

『7つのヴェールの踊り』
R・シュトラウス「サロメ」から

リヒャルト・シュトラウス作曲のオペラ「サロメ」から 『7つのヴェールの踊り』。

7つのヴェールを1枚ずつ脱いでいくという、妖艶な曲。

『海王星、神秘主義者』
ホルスト「惑星」から

グスターヴ・ホルスト作曲の管弦楽曲「惑星」から『海王星、神秘主義者』

「惑星」は木星などにスポットが当たりがちですが、こんな曲もあります。

厚いガスに覆われた遠い惑星の、正体不明な不気味さが出ています。

『水族館』
サン=サーンス「動物の謝肉祭」から

カミーユ・サン=サーンス作曲「動物の謝肉祭」から『水族館』。

キラキラ、ゆらゆらとした水槽に吸い込まれるように見とれている、そんな曲ですね。この曲が作られた1886年当時に水族館があったのもちょっと驚きます。

『魔法使いの弟子』
デュカス

ポール・デュカス作曲の交響的スケルツォ『魔法使いの弟子』。

ディズニーランドに行っている人なら死ぬほど聴いているはず。

コミカルさと不思議さが同居する曲。

『牧神の午後への前奏曲』
ドビュッシー

クロード・ドビュッシー 『牧神の午後への前奏曲』。

フランス象徴派の詩人ステファヌ・マラルメの詩「牧神の午後」に触発されて作曲されたもの。

フルートの特殊な音階が、けだるく、ぼんやりとした印象をもたせる幻想的な曲。

『グノシエンヌ』
サティ

エリック・サティ作曲『グノシエンヌ』。

東洋風の怪しさ。

おまけ『 ピーターと狼 』
プロコフィエフ

セルゲイ・プロコフィエフ作曲の 『 ピーターと狼 』 (作品67 )

子供のための音楽作品。物語に登場する動物それぞれに楽器が割り振られています。

人によっては不思議に感じるか微妙なところですが最初のモチーフがフワッとして不思議な感じがあります。