フリーランスが海外から仕事の報酬を払ってもらうときは『Paypal』で。

ゲーム、動画製作者向け

最近、はじめてきちんとした海外の仕事をして、Paypal経由でこちらに支払ってもらう、という経験をしました。

クリエイターが海外からの報酬を受け取るときは『Paypal』(ペイパル)という決済サービスが一般的です。

海外のパソコンのソフトやBandcampで音楽を買うときに、支払いでPaypalを使用している人もいるかと思いますが、自分が支払うときとは違い、支払ってもらうときはビジネスアカウントが必要になります。

『Paypal』(ペイパル)とは

Paypalは、買い手が商品やサービスを購入すると、売り手の代行として代金を受け取るサービスです。

このサービスを経由することにより、個人でもカード決済の受付が可能になります。

支払う側も、カードで支払う際、相手にカード情報を伝えないで決済ができるという利点があります。

Paypalを使うことにより、毎回クレジットカード情報を入力するよりも流出のリスクが低くなり、ちょっと怪しいサイトで買い物をするときや、一回限りの取引、個人間を安心して、簡単に決済することができます。

手数料はありますが、年会費などはありません。

ビジネスアカウント取得

支払いしてもらうために必要なビジネスアカウントの取得はWebで完結できます。

必要なもの

・住所、電話番号、名前、メール、口座等の個人情報
・本人確認書類の画像ファイル

個人情報を徹底的に入力します。手間ですが、逆に、このアカウントを持っているということ自体が信用につながるはずです。

Webで情報を入れたら2~4週間以後に転送不要郵便が住所に届きます。

その郵便の中に記載されている暗証番号を入力したら、本人確認が完了します。

海外からの話が来た時点でビジネスアカウント取得の手続きをしておくと支払いがスムーズになるはずです。アカウントの取得、保持にはお金がかかりません。

また、本人確認、メールアドレスの確認、銀行口座の登録がすべて完了しないとアカウントに入金されません。

僕はメールアドレスの確認が終わっておらず、支払いされたのに入金されなくて焦りました。

決済手数料、為替手数料・通貨換算手数料、引き出し手数料がかかる

・国内の取引は決済手数料がかかる。3.6%+40円/件
・海外の取引は決済手数料に加えて為替手数料や通貨換算手数料がかかる。数字は相手の国によってまちまち。
・合計5万円未満の場合は、250円の引き出し手数料

銀行口座とは逆で、手数料は支払われる側が負担します。

パーセンテージなので、大きな額の取引だと結構キツイですね。手数料ぶんを上乗せして請求をする、という手もあるようです。

国内で取引する場合は、銀行口座への振り込みのほうが手数料がかからないので、

基本は口座振り込みで、クレジットカードがいい、という方にはPayPal支払いという選択肢を用意してある、くらいの感じでよいと思います。

使える請求書ツール

意外と使えるのが請求書作成ツール。

複数の請求書作成ツールを使ったことがありますが、そのなかでも一番細かいのでは?というくらいです。

おわりに

というわけで、僕はPaypal経由のクレジットカード支払いにも対応しています!

今回言いたかったことはそれだけです。

■PayPal/公式サイト – 個人でもカード決済受付が可能

いざというときにバタバタしないように、ある程度の支払いをPaypalにして、普段から使っておくのもよいかもですね。

この記事を書こうと思ってBandcampをのぞいたら1930年代のカートゥーン風のゲーム『Cuphead』のオリジナルサウンドトラックが56曲$10で売っているのを見つけてしまったので買っちゃいました。