ポイントは超低音。機械獣を矢で狩るPS4のゲーム『HorizonZeroDawn』の音楽についての話。

公開日: : ゲーム、動画製作者向け, その他

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ポイントは超低音。機械獣を矢で狩るPS4のゲーム『HorizonZeroDawn』の音楽についての話。

PS4のゲーム『HorizonZeroDawn』(ホライズンゼロドーン)を4日で50時間かけてクリアしました。こおろぎです。

『HorizonZeroDawn』(以下HZD)は動物のような姿を模した謎の機械に支配された地球を探索する、オープンワールド・アクションRPGです。

こんな感じ。

せっかくなので、音楽について書いてみます。

特徴的な超低音

音楽は世界観に合わせて、原始的な音素材と電子音を共存させたハイブリッドなサウンドになっています。

特徴的なのは超低音の使い方。

通常、テレビでプレイされるようなゲームは、超低音が聴こえなくても成立するよう、低音にある程度厚みを持たせて作るんですが、HZDは倍音も少なく、ほとんど単体で、テレビのスピーカーでは再生されないような超低音でベースが鳴っている。

メインテーマ。ぜひ超低音が再生できる環境で聴いてほしい。前半の静かな部分がわかりやすいと思う。

僕もそこそこ大きいスピーカーを使っているのですが、再生されないくらいベースの重心が低い。メインテーマ以外もこれくらい超低音が入っています。

前半をアナライザで見たらこんな感じ。ベースが30Hzくらいで鳴ってる。音程だとC0くらい。

ちなみにエレキベースの最低音はE1です。1オクターブ以上高い。

シンセで超低音を入れて、ウワモノは民族的な楽器をエッセンスとして入れている。

超低音って不安や臨場感を出すのにも重要なんですよね。迫力も出るし、効果音の音域とカブらないという利点もあります。

このゲームは映像も音楽もハイクオリティで「これを楽しむためにはそっちもきちんと環境を整えろ」っていうメッセージにも思えるし「これが好きな人はそういう環境をそろえているだろうな」っていうのを考えているようにも思える。

ボイスチャットのためにゲーミングヘッドセットを買ってたんですが、それだとかなり気持ちよく鳴ります。さすがゲーム用。そのおかげで超低音に気づくことができました。

ジングルの気持ちよさはあまりない

弓矢などの原始的な武器を使って敵を倒すオープンワールドRPGということで、同じような設計の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と比較しやすいんですが、

HZDはゼルダBoWよりもジングルの気持ちよさがないなと感じました。

レベルが上がったり、貴重なものを手に入れたりしたとき、HZDだと「ドゥーン…カラカラ…」みたいな音だけ。世界観にも合っているしスタイリッシュなんだけど、いまいち気持ちよくないんですよね。

この気持ちよさというのは「ご褒美」なわけです。レベルが上がったり、新たなアイテムを手に入れたときにご褒美がないとどんどんやる気がなくなってくる。

これがプレイヤーに無意識にジワジワ効いてくる。

それに対してゼルダはわかりやすく気持ちいい。「ごまだれ~」と言われる謎解きジングルは代表的で、BoWは敵を倒した時も達成感がある気持ちいい音楽になっている。

HZDの場合は、敵を倒した時に「やったー!」という感じではなく「脅威が去った」という印象。

ゼルダほどとは言わなくても、わかりやすくメロディが鳴ったほうが気持ちいいのかもしれないですね。

原始的な楽器が金属製

もう一つ面白いと思ったのは、ゲーム内で演奏されている楽器。

「この世界で0から楽器が作られたらどうなるのか」というのをシミュレートして作られています。

この世界は金属製の機械が支配するだけの状態からできていったので、金属の文化が一番発展している。

僕らの世界だと原始的な楽器は木や生物なんですが、HZDの世界だとスチールパン、ピックアップのついていないスチールギター、金属弦のベース、と、金属中心かつ電気的な回路がない、原始的な楽器になっています。

「機械獣に発声機能があるからそれを使えばいいじゃん」ということとか「金属はあっても加工技術はそんなにないでしょ」っていう色々な矛盾がありますが、そういう部分はロマンで押し切っている。

音楽だけでなく作品全体を通して「これがかっこいい!」っていうのが先にあって、辻褄は後で合わせている感じがします。

世界の美しさに気づかせてくれたゲーム

ここからめっちゃ長いですがおまけです。

最初はそこまでハマる感じでもないなと思ってたんですが、写真を美しく仕上げることができる「フォトモード」に気づいてからはグッとハマりました。

何も考えずに歩いていいときにきれいな景色だな、と思うことがかなり多いし、機械獣のデザインがめちゃくちゃいい。ゾイドとか、パシフィック・リム的な雰囲気。

攻撃すると装甲が剝げたり、味方にするとビジュアルが変わったりするんですが、そういうのもカッコいい。

フォトモード(写真撮影機能)は撮ったそばからサクサクいじることができますし、かなり色々なことができます。

・カメラの移動、回転、上昇、下降
・写界(画角)
・プレイヤーを隠す
・被写界深度のON/OFF
・ピントの距離
・絞り値
・明るさ
・露光
・色効果
・時刻
・フレーム
・ロゴ
・ビネット

この動画がわかりやすい。

ロケーションも豊富で、廃墟、宮殿、砂漠、雪山、天候や時間帯など、現実世界だとかなり頑張らないといけないような場所の写真がきれいに撮れます。

僕のこだわりとしては、基本的に主人公と、敵と、風景の3つを写す。

それが一番ストーリーと動き、このゲームらしさが出る。あまり顔を写さないようにしてるのは、顔を写すとニセモノ感がでちゃうからなんですよね。

ファンタジーはいいんだけどニセモノはだめなのです。

ロゴは抜くこともできるのですが、入れたほうがわかりやすいし、公式っぽいので入れてます。

目的を達成さえすればいい、という目的主義的な部分があるので、オープンワールドを楽しめるか不安だったのですが、フォトモードのおかげですごく楽しめました。

色々な場所に散らばったアイテムを集めるのはめんどくさいなと思ってたんですが、いい写真が撮れるかも、と思うと色々な場所に行けて、すぐフルコンプしましたね。

おわりに

超低音がきれいに再生できるスピーカーが欲しくなってしまった。

少しでも英語を覚えられるように、言語は英語で、字幕で日本語を出してます。

一緒に買ったPS4は白にしました。SWのストームトルーパーみたいでカッコいい。

■Horizon Zero Dawn | プレイステーション

 
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  • フリーランスの作・編曲家。ドラマ、舞台、CM、Youtube、VRなどの映像やゲーム、アプリの音楽を作ったり、歌モノの編曲をしたり、ワインを飲んだりスプラトゥーンで遊んだりしてます。ファンタジーな音楽が好き。→詳しく

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