舞台「薔薇王の葬列」の音楽を制作しました

制作事例

舞台「薔薇王の葬列」の音楽をほぼすべて制作しました。

メインテーマの歌詞・歌唱、挿入歌の歌詞
五阿弥ルナさん(@lunajysytz )

菅野文さんのマンガ「薔薇王の葬列」が原作の舞台。

シェイクスピアの「ヘンリー六世」「リチャード三世」を原案として描かれたものです。

15世紀のイングランドが背景になっています。

今回の音楽は

リチャード=チェレスタ
ヘンリー=オルガン

というイメージでその2つの音をちりばめています。

2つとも中世に現存していた楽器で、

鋭く棘のあるリチャードと芯がなく柔らかいヘンリー、それぞれのキャラクターにピッタリなサウンドだと思い採用しました。

他にも中世の楽器を使いつつ、現代的な音楽にしています。

主役が男女でのダブルキャストというのがおもしろい今作ですが、主題歌も五阿弥ルナさんに加え、こおろぎの声も入れており、両面を表現しています。

大掛かりな舞台装置も見どころとなっています。

◆物語
中世イングランド。
白薔薇のヨーク家と赤薔薇のランカスター家による王座を巡る戦い -“薔薇戦争”。
ヨーク家の三男として生を受けたリチャードは、同じ名を持つ父の愛を一身に受けるが、実の母セシリーには「悪魔の子」と呼ばれ蔑まれていた。
戦乱の中、父・ヨーク公爵を王にすることを願うリチャードは、森で羊飼いの青年・ヘンリーと出会い、束の間の逢瀬に心を通わせる。互いの正体を知らぬ二人。しかしヘンリーの正体は、宿敵ランカスター家の王・ヘンリー六世その人であった。
リチャードは運命の戦禍を必死に生き抜いていく。
その身に宿す「男」と「女」、二つの存在に身を引き裂かれそうになりながら――。

◆公演情報

・日程・会場
2022年6月10日(金)~19日(日)
東京・日本青年館

・演出
松崎史也

・脚本
内田裕基

・キャスト
若月佑美/有馬爽人(Wキャスト)
和田琢磨
君沢ユウキ、高本 学、加藤 将、瀬戸祐介、廣野凌大、星波、藤岡沙也香
田中良子
谷口賢志 ほか

・制作
バンダイナムコライブクリエイティブ / Office ENDLESS

・主催
舞台「薔薇王の葬列」製作委員会 

・公式HP
https://officeendless.com/sp/baraou_stage

・公式Twitter
@baraou_stage

(C)菅野文(秋田書店)/舞台「薔薇王の葬列」製作委員会

動画